刀剣界で鮫皮とはエイの皮を指します。南シナ海インド洋に生息しているエイの皮の為、昔から輸入に頼っていたと聞きます。現在も東南アジアからの輸入が主です。

昔は身分の高い武士しか鮫鞘を持てませんでした。

現在では大きい皮が手に入りにくくなっております。

ここでは鮫皮の種類とその拵えを紹介したいと思います。

ここで紹介する制作例はあくまでもイメージであり、自然が作り出す模様の為、同じものは二つと出来ません。そこが鮫鞘の魅力でもあります。

本鮫

(制作例:一振目は黒研ぎ出し磨き仕上げ、二振目は黒研ぎ出し拭き漆磨き仕上げ)

虎鮫

(制作例:一振目は赤透漆塗り石目仕上げ、二振目は透漆塗り石目仕上げ)

豹鮫

背梅花皮鮫

(制作例:黒研ぎ出し拭き漆仕上げ)

梅花皮鮫

(制作例:大小黒研ぎ出し拭き漆仕上げ)